70代女性の患者様。

膝が痛くて、屈伸と正座が出来んとよ！
膝にヒアルロン酸の注射してるけど、なかなか治らんとよね～！！

最初の会話でした。

膝に問題を抱えていらっしゃる方
痩せなさい。半月板が磨り減っていると言われた。変形性膝関節症と診断された。加齢だから仕方ない。などなど
いろんなことを言われたと思います。

筋膜ラボでは、急性で体の体勢を変えられない患者様以外は、必ず可動域検査を致します。
可動域検査をすると、痛い所に問題が起きていない場合が数多く見受けられます。

そうすると、他の場所に問題があることになります。

この患者様も、膝に問題は無く、股関節に可動域制限がありました。
ここからが、筋膜ラボの特徴になります。

それは、股関節に制限をかけている場所を治療することです。
言葉にすると、痛みの原因の、その原因です！

今回の場合、膝の痛みの原因は股関節と考え、その股関節に制限をかけている場所を治療し、再度検査を行う。
そして、可動域制限が改善していたら、膝の痛みの改善があるかを確認します。

この方も、治療後に屈伸は痛みが無く、正座もほぼほぼ座れていました。
もちろん、1回で全ては治りませんし、次回の治療までに痛みの戻りも起こり得ますので、継続治療になります。

諦めずに治療しましょう。